盗まれると一文無しに、暗号資産の「鍵管理」技術を知り財産守ろう
2019.07.05
全4244文字
ブロックチェーンにおける鍵の役割
デジタル署名。
暗号資産の送金には
(秘密鍵・公開鍵)
によるデジタル署名が利用されている。
所有資産の移動に必要な秘密鍵は、文字通り資産の所有者本人だけが知る秘密の情報であ
る。
もしこの情報が本人以外に漏洩した場合、その秘密鍵にひも付く 全資産が窃取される可能性がある。
秘密鍵を紛失した場合は、その 資産は実質塩漬け状態となる。
ウォレットとニモニックコード
秘密鍵を保管するものを「ウォレット」と呼ぶ。
一般的に公開されているウォレットの多くは、ウォレット自身に 秘密鍵を生成する機能がある。
HDウォレットは
ニモニックコード(リカバリーシード) で全資産を保管している。
ニモニックコードさえあれば同じ秘密鍵を復元可能である。
コンシューマー自身で行う鍵管理
ウォレットの堅牢(けんろう)性
↓
攻撃者が
ウォレットに不正にアクセスできた場合、
↓
秘密鍵を窃取され、
↓
不正送金される可能性がある。
特にホットウォレットの場合、
↓
インターネット経由で攻撃を受ける可能性が高い。
このため、
↓
多額の暗号資産を保有する場合は
コールドウォレット。
専用のデバイス内に秘密鍵を保管するハードウエアウォレットがある。
送金の際はウォレットデバイスをパソコンなどに接続し、トランザクションの署名をデバイス内で行う。
秘密鍵をデバイス外に出さないため、秘密鍵が直接抜き取られる可能性は極めて低い。
ではコレって何?
大した問題なのかね?
↑(*'ω'*)コレ